オランジェットを作ってみた
美味しいものには手がかかる
と、実感したのは、オランジェットを作ってみたからです。
先日、職場から50個近くのネーブルを貰う。
二人暮らしの夫婦には余る数、、、。
親戚やご近所に配ったにしても余る、、、。なので、加工することにしました。
長期保存! という感覚が頭にあったので
乾燥 or 砂糖漬け ということに。
なのでメニューは
オレンジピール オレンジコンフィ に決定。
ピールに関しては
皮を剥く 白い部分を削る 茹でこぼす×3 水につけ置く
砂糖で煮詰める 干す
という具合で
完成しました!
夫婦で作ったといっても、旦那は外皮を剥いただけです、、、。
作って分かったのはオレンジは香りが強いこと。
どんなに水に漬けても、煮詰めても香りはしっかり残ります。
ここまでは順調だったのですが、問題はコンフィの方です。
同じようにオレンジを
輪切り 煮こぼす 水につけ置く 砂糖で煮詰める 干す と作業した所。。。
実が崩れる。。。
という事態に。
出来上がったのは、手にとって食べれるマーマレード的なもの。。。
決して不味くはないし「こんなもので良いんでね?」と思う俺に対して
奥様は「店売り出来るレベルを!!」と火がつき
<コンフィ>⇒<オランジェット> にバージョンアップ
コンフィにチョコをまとわすとオランジェットなのでとりあえず、コンフィを制作
することに。
ちなみにオランジェットの店売りを見てると。。。
¥1800 ¥1980 ¥864 ¥3660 ¥1944 ¥1866
「なんだ!この値段!高い!」
「オレンジを砂糖で煮ただけだよね!? んでチョコかけたら、高価なん!?」
というのが、始めの印象でした。
まー、後に「この値段も納得だな。。」という所に至るのですが。
作った後の感想としては、コンフィは我が家では
オレンジ姫 と命名。
レシピとしては単純で
1.砂糖漬けにする(煮詰めて冷ます工程を3回繰り返す)
2.乾燥させる
3.チョコ掛け
と、単純なのですが、いざ作ってみると、その繊細さはまさしく
「姫!」
まず、手荒に扱うと果肉が分離してしまう。。。姫!
茹で過ぎると果肉が崩れる。。。姫!
砂糖を一度にたくさん入れて煮ると、綺麗な見た目にならない。。。姫!
沸騰しない程度に茹でて、冷ます。×3回
実の一つ一つに気をつかいながら。
と過程をえて、姫様ことコンフィが完成!
出来上がったモノを一口味見すると
「マーマレードではない。。。繊細な酸味。。。口の中で突き抜ける強い香り。。。上品な糖分。。。」
「姫様!」
ということで姫様こと、オレンジコンフィが完成しました。
実際作ったのは奥様です。
そして、コンフィからオランジェットへ進化編へ。